小学校高学年になると中学以降を見越して先取り学習を始める方もいますよね。
うちの子供も中学受験をせず公立中学校に進学する予定だったので、小学6年生の4月から中学数学の先取り学習を始めました。
数学の先取り学習をしようと思った時、自分の子供に合う勉強方法・進度が分からず最初は試行錯誤の毎日でした。
ネットで探すと算数・数学がずば抜けてできる子の方法はあっても、ごく普通の子が行っているケースは少なくて。
うちの子は算数も先取り学習をしていたので学校のカラーテストではほぼ満点でしたが、本当は算数が苦手な子です。
計算間違い、ケアレスミスがとてつもなく多い!学校のペースで進めたら全然点数が取れないタイプです。
そんな算数が苦手な子でしたが、中学数学を地道に先取り学習した結果、中学の定期テストで良い成績を取ることができました。
普通の小学生が数学の先取り学習をする方法
数学の先取り方法はいろいろありますが、算数がちょっと苦手な子の場合以下の点を気を付けるとスムーズに進むと思います。
①子どもに合った問題集・教材を選ぶ
➁映像教材または解説動画があるものを選ぶ
③一度内容をインプットしたら教科書や参考書を使って自分で考える
④基礎~標準レベルの問題集で演習する(難易度の高すぎる問題集を使わない)
⑤定期的に第三者が理解度をチェックする
1. 子どもに合った問題集・教材を選ぶ
勉強をする上で一番大事なのは、「子供に合った問題集・教材」を選ぶことです。
子供一人で先取り学習の方法を考えたり、問題集を選ぶことは難しいので、子供の意見を聞きながら親子で決めるといいですよ。
うちはいくつか選択肢を提示して、その中から子供に選んでもらいました。
またやっていくうちに上手くいかなくなることもあるので、その都度話し合っていらないものは削り、必要なものを足していきました。
2. 映像教材または解説動画があるものを選ぶ
数学が苦手な子は、参考書を一人で読んで進めるよりも「映像教材または解説動画」があるものを選ぶといいと思います。
数学が苦手な上の子は、スタディサプリを使って先取り学習をしていました。
スタディサプリの中学数学は1講義5分程度。必要な解説がコンパクトにまとまっているので、スキマ時間にどんどん見ることができます。中学生は忙しいので本当にありがたいです。
スタディサプリを使っているので当分塾にいく必要がありません。
映像授業or参考書、どちらを使うかに迷ったら・・・
例題を読んで自分で理解できるかがポイント。
「例題を読んだだけではどのように解けばいいのか分からない」または「例題は分かるが、練習問題になると解けなくなる」という場合は、参考書にこだわらず映像教材で一度概念をインプットした方が分かりやすいです。
算数や数学が得意な子って、例題に載っている数字や式を見てどのように解いているのか自分で理解できます。でも苦手な子はそれができないのですよ。理解できないとフリーズしてしまいます。
うちは子供が2人いますが、この違いは小学校3~4年生ぐらいからはっきり分かるようになました。読解力うんぬんではなく、算数・数学の力があるかないかですね。
3. 一度インプットしたら教科書や参考書を使って自分で考える
映像教材を使用する時に大事なのが、一度内容をインプットしたら教科書や参考書を自分で読んでみることです。
インプットした内容をもう一度整理する。自分で例題などを読んで考えてみる。
これをやらないと、映像見ただけで分かったような気になってしまいます。自分で問題を解いた時に「あれ?これって何だっけ?」「よく分からない・・・」と。
うちは中学で使う教科書を3年分買って使っています。
4. 基礎~標準レベルの問題集で演習する
映像授業(スタディサプリ)→教科書を読むまで終わったら、基礎~標準レベルの問題集を使って演習をしています。
使用しているのは、教科書ワークと標準問題集です。
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教科書ワークは、巻末に定期テスト予想問題があり定着の確認使えて便利です!
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標準問題集は、レベルが3段階(基本問題・標準問題・実力問題)に分かれています。
中1数学は標準問題集を2~3周しました。
子供は田舎の中学校に通っているので、標準問題集の実力問題まで完璧であれば今の所定期テストで特別な勉強は必要ないかな。
5. 定期的に第三者が理解度をチェックする
数学が苦手な子には「第三者に理解度をチェックしてもらう」ということが必要です。
映像授業(スタディサプリ)→教科書を読む→教科書ワーク・標準問題集で演習
と、ここまではなんとか一人でやれるようになりましたが、
・計算ミスが多い
・本来式を書いた方がよい所を省き、書かなくてもよいものを書く
・ノートの使い方が下手
・〇付けの精度が甘い
など、第三者がチェックしないと気づかずスルーしてしまう所がたくさんあります。
また理解不十分なまま次の単元に進んでしまうので、チェックできる体制を作るといいでしょう。
うちの場合は、単元終わりに教科書ワークの「定期テスト予想問題」を解いて満点取れたら次の単元に進むことにしています。
その時にしっかり理解できているか、解き方は間違っていないか母が確認しています。
親がチェックできない場合は、Z会などの添削を利用するのもいいですね。小6であれば1学年上を取ることで対応できそうです。
応用問題は学校の進度と同じペースで
ちなみに基礎~標準レベルの問題だけでは足りないので、応用問題は学校の進度と同じペースで入れています。
例えば現在中1の子供は、
・先取り学習・・・中2の連立方程式(教科書ワーク・標準問題集)
・応用問題・・・中1の内容(最高水準問題集から何問かピックアップして解く)
というように進めています。
うちの子は先取り学習で最高水準問題集を解くのは難しかったのですが、1年経過するとなんとか一人で解いていけるかな?というレベルになりました。
小学生が中学数学を先取り学習してみた結果!
現在中学1年生の上の子。先取り学習は1学年上(中2)を進めています。
中学最初の定期テスト受けてみて、数学は・・・
90点代後半でした!
あれ?満点じゃないの?
と思いますよね。そうなんですよ~、結局1問ミスをしまして満点は逃しました(涙)
でも元々ケアレスミスが多い子なので、先取り学習をしていなければ5~6割しか取れなっかったと思います。
あと数学の先取り学習の効果は、数学の点数ではなくテスト前に数学の勉強に時間を割かなくてもよいことなんです。
ほとんど勉強をする必要がない(うちは英語も先取りしているので不要)ので、国・社・理に時間をかけることができ、5教科全体の点数を上げることができる。
これが先取り学習の最大のメリットだと感じています。
小学生で数学の先取り学習をするのは難しいと思いがちですが、苦手な子でも丁寧に進めていけば1学年上なら理解できます。
それ以上はお子さんの能力に合わせて進めていくといいですよ。数学が得意は子はどんどん先に、ちょっと不安な子は基礎~標準問題をきっちり進めていくと中学でも良い成績が取れるでしょう!
興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。
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