実は母は、小学生～大学生まである競技をしており体育会系女子でした。
自分の子供も運動が好きになるに違いない。同じ競技でなくてもいいから、何かスポーツをやってほしいと思っていました。
小さい頃から一緒に公園に行き、遊具や砂場で遊ぶついでに体を動かす練習も取り入れていました。
母：「お母さんと一緒にボール投げしよう！」
「あそこのベンチまで競争しようか」
「お母さんサッカーの練習しようかなぁ。ちょっと相手になってよ」
などど、あの手この手で誘って練習していたのですが上の子はあまり興味を示さず。
母がボールを取りにいっている間に砂場に戻っているような子でした。
砂場遊びが一番好きでしたね。どれだけ深く穴を掘れるか、いかに崩れない山を作れるか、季節の草花を取ってきて砂で自分の好きな物をよく作っていました。
母もある時から「自分の思いを押し付けてはいけないな」と考え、本人が興味を示した習い事（健康維持程度の運動系）のみ細々と続けてきた結果、本ばかり読む動かない子が出来上がってしまいました（汗）
そんな感じの上の子だったので、中学でも文化系の部活に入るだろうな～と予想していたのに、友達の影響である運動部に所属することになったのです！
母はびっくりですよ。
練習についていけるか心配していましたが、1年生は他にも初心者の子がいるのでなんとかやっているようです。
上手ではありませんが楽しくやっています。
最近は何を思ったのか道具を持ち帰ってきて、「自主練をやるんだ！」と気合が入っています。
数学の問題が解けなくてイライラいていると、
上の子：「ストレス発散したいから素振りする」
と我が家の狭いリビングで練習し始めるじゃないですか。
母：「危ないから外でやって！」
と言っても外は恥ずかしいから嫌だと。
その隣で夫はプロ野球中継を見て、下の子は暇だから踊る～♪と音楽を流し始める。
母はどんな家なんだと突っ込みたいのをぐっと我慢。
あまりのカオスっぷりに笑えてきますが、うちの家は平和だなと思った夜の一コマでした。
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