小学3年生の下の子に英文法を教えるため、「中1英語をひとつひとつわかりやすく」を購入しました。
下の子は年長さんからおうち英語を始めたので丸3年になります。
最初は上手くいかないこともありましたが、今では上の子よりも英語が好きですね。
パルキッズで覚えたフレーズをお風呂で練習していたり、英語の授業で見た動画の会話(覚える必要がないもの)を覚えて披露してくれたりします。
さてそんなやる気満々な下の子、ついに、
と言いだしました。
確かに英単語や文章を読むのも上手になってきたので英検5級を受ける準備をしてもいい頃かもしれません。
英検5級を受けるだけなら単語と過去問をやれば問題ないと思いますが、高学年で3級以上を受けるのなら、英検を受ける前にさらっと文法を学んだ方が後が楽かなと上の子の様子を見て感じています。ライティングがありますからね。
あと4・5級で出てくる並び替えの問題もミスが少なくなると思うので、余裕があるならやっておこうかな・・・
ということで、冒頭の英文法を教えるために「中1英語をひとつひとつわかりやすく」を用意したのです。
小学生に英文法を教える目的
小学生の下の子に英文法を教える目的は、
・今までなんとなく理解していた英語を日本語で学ぶことによって、知識として定着させる
・英文法を学びながら出てきた英単語、文章を書けるようにする
この2つです。
文法問題をどんどん解いていったり先取りするためでなく、1年ぐらいかけて英検5級レベルの文章の読み書きができるようになればいいですね。
ただ小学生(小3)に英文法を教えるにはどんな教材を使えばいいのか結構悩みました。
英検を受けるだけなら、対策本にも文法事項が載っているのでそれでもいいのですが、もう少し体系的に学びたい。でも難しすぎないものがいい。
例えば・・・
・上の子が使っていたスタディサプリの英語
→低学年にはちょっと向かない・見る時間がないということで×
・幼児期からおうち英語を行っている人が使っているようなネイティブ向けの教材
→私が教えられない・答えはあるの?音源ないと発音が~ということで×
小学校低学年でも分かりやすい。可愛くてとっつきやすい。量が多くない。
この条件を満たすものがないかな~と探した結果、「中1英語をひとつひとつわかりやすく」に辿り着きました。
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」とは?
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」はどのような問題集か見ていきましょう。
・出版社:学研
・価格:1,100円(税込み)
1回15分、読む→解く→音読
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」は基礎からスタートで細かい文法は出てきません。中学生だとこれだけでは全然ダメですが、基本的なことだけ一通り学びたい人には向いています。
解説も分かりやすい言葉で書いてあるし、イラストもたくさんあるので難しく感じません。
1回分の学習は見開き1P・15分です。
左の解説を読む→右の問題を解く→CDなどで音読
音声の聞き方は3通り
この問題集は音声付きなのがいいですね。英語は音読が大切なので、音声を聞いて何度も練習しましょう。
音声の聞き方はなんと3種類から選べます。
- 付属CD
- 各ページにある二次元コード
- 音声再生アプリ
スマホやタブレットでも再生できるのでいいですね。
単元ごとに復習テストあり
単元ごとに復習テストもあります。これもそこまで難しくないので基本的なことが理解できているか確認するために使うといいですね。
簡単な人は別の問題集に進むといいですよ。
こんな人に合うと思います
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」は元々知っていたのですが、上の子が英文法を学ぶ時には軽すぎるなと思っていたんです。
問題数も少ないし、細かいことが書いていないので。
でも逆に下の子みたいに、
・元々おうち英語をやっていて英語は英語で理解している
・簡単な単語や文章は読め理解できる、短いフレーズは既に覚えている
・低学年なので難しい用語がたくさん出てこない、かみ砕いて説明してある
・量が少なく簡単に1周終わる
・イラストが可愛くてやる気がでる、簡単そうに見える
こんなことを求めている人には合うのではないかな?と思います。
注意点は、全部の漢字にフリガナがふってないこと、日本語の文法(主語・述語・修飾語など)が理解できていることかな。
小学校高学年(英語初心者)だと1人で勉強できそうです。
ちなみにこの問題集に取り組んでいる下の子の状況は、
・パルキッズプリスクーラー終了、パルキッズジュニアYear1 Step5
・オンライン英会話はLet’s Go4を進めている
このぐらいならそこまで難しく感じません。
使い方
下の子はこのように使っていました。
①左ページの解説を母が読む
②右のページの日本語を母が読み、下の子が問題を解く。
③解いたら必ず下の子が英文を読む
④1章分終わったら、ノートに英文を書く
母:あの家は大きい
下の子:That house is big.(英文を言ってからノートに書く)
書けない単語はその都度スペルを教える(単語のみを暗記したり、書いたりする練習はしない。必ず文章で覚える)
ポイントは必ず音読することと語順を覚えること。
最初は母が解説を読んでいましたが、途中から自分で読んで解き始めました。
普段使わない単元は嫌そうな顔をしていましたね。
でもそれ以外はあまり困らなかったかな?(ペースはゆっくりでしたが)
あと「彼」という漢字は知らないけれど、「he」の意味は分かるから「かれ」と読んでいたり、そういう単語が結構あって面白いな~と思いました。
まとめ
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」を一通り解いたあと過去問(リーディング)を解いてもらったら、リーディンが8割超えるようになりました。
最初は少し解いただけで「やりたくない」と言っていたのでほっとしましたよ。
その後パス単の単語のみざっと読んでもらって2回目の過去問を解いたら、リーディング1問間違い、リスニング満点だったので、この調子でいけば大丈夫かな。
やれるだけ対策して、あとは風邪を引かないよう気を付けなければ!