もうすぐ子供が中学生になるけれど、入学前にどんな勉強をしておけばいいのだろう?
小6の3学期になると、3年後の高校受験を見据えて塾に通い始める子が増えてきます。
うちの子供は公立中学に入学しましたが、やはりこの時期に通塾し始める子が多く、
・中学の勉強についていけるかな?
・内申点はとれるのだろうか?
・入学前にどんな勉強をしておけばいいのだろう?
と悩んでいました。
結局うちの子は本人の希望で通塾しませんでしたが、工夫をすれば家庭学習のみでも問題ないことが分かりました。
ただし中学で良い成績を取るためには、入学前の勉強が大切になってきます。
今回は子供が中1になって気づいた「中学生になる前にやっておきたい勉強」をまとめてみました。
中学生になる前にやっておきたいことは復習です
中学生になる前に必ずやってもらいたいのが、「小学校の勉強の復習」です。
最近は入学直後にテストが行われる学校や最初の中間テストで小学校の内容が範囲に入る学校が増えてきました。
もちろんテストに出題されなくても小学校の内容は全ての基礎になります。しっかり復習しましょう。
1. 苦手な教科の復習をする
当たり前のことですが、苦手な教科は必ず復習をしましょう。
特に算数ですね。あやふやな単元があれば冬休み・春休みを使ってしっかり理解し問題が解けるようにしておきましょう。
2. 計算は速く正確に
特にやっておきたいのが算数の計算。
小学校の四則計算、少数・分数が混じった計算がミスなく解けるようになっていないと数学は苦労します。
中学の「正の数・負の数」の計算方法が理解できていても、いざ自分で解くとポロポロと失点する。
これを「ケアレスミスがなければあと〇点とれたのに」と思う子もいますが、そもそも小学校範囲の計算力が弱いと最初の定期テストに間に合わなくなってしまうので要注意です。
無料プリント・百マス計算など、タイムを計って練習しましょう。
自分の苦手分野を探しながら一気に計算の復習をするのなら「未来を切り開くシリーズ」もおすすめ。
小学校で学ぶ計算の総復習~数学の1次方程式まで載っています。
うっかりミスが多い子に苦労しました。
3. 漢字・語彙
中学生になると英語・数学の勉強に時間がかかるため、国語は後回しになりがちです。
しかし国語は簡単に成績が上がる科目ではないので、入学前から意識して組み込んでいく必要があります。
どんな勉強をしたらいいのか分からない人は、
・小学校の漢字の復習
・中学の漢字
・語彙
この3つに取り組むといいでしょう。
語彙問題集は以下のものを使用しています。
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4. 英語はアルファベットと単語
英語はアルファベットの読み書き・小学校の教科書で出てきた単語を書けるようにしておきましょう。
中学校の授業でも多少勉強しますが、小学校で学習したものとしてさらっと終わる場合もあります。
英語は学校や担当の先生によって指導方法が異なります。知り合いに中学生のお子さんがいる場合は、授業の様子や宿題の量などを聞いておくといいでしょう。
高校入試の選抜方法・過去問を確認しよう
公立中学校に進学する方は、小6の秋ごろから高校入試の選抜方法や過去問を確認しておくといいでしょう。
なぜなら高校入試は都道府県ごとに選抜方法が異なるからです。調査書に載る評定も各県によって記載される学年が(中1~中3まで、中3の2学期など)が違います。
当日の点数(学力調査)と内申点(調査書の評定)がどのぐらい必要なのか早めに調べておきましょう。
また秋から冬にかけて高校入試の過去問が書店に並ぶので、問題形式・難易度などをチェックしておくことも大切です。
2021年度から中学校の学習指導要領が改訂されたこともあり、親世代の傾向と変わりつつあります。
子供自身が調べるのは入学後で構いませんが、入試情報は早めに掴んでおきましょう。
中学入学前に勉強方法を決めておく
中学生でも良い成績を取りたいと考えている人は、入学前に勉強の計画を立てておきましょう。
小6の秋~冬にかけて親子でどんな勉強をしたらいいのか話し合い、小6の1月から中学校の勉強に少しずつ移行できると大きなギャップを感じないと思います。
子供は大人よりも先を見通す力が弱いので、中学入学に関する本を一緒に読みイメージを膨らませておくとよいでしょう。
一緒に本屋さんに行って、子供の気に入った問題集を買うと続けやすいです。
また何をやればいいのか分からない人は通信教育をペースメーカーとするのもいいですね。
うちはZ会と進研ゼミ両方取ってみてどちらがいいか決めました。
Z会テキストコースを使ってみた感想はこちら↓
少しずつ勉強時間を増やしていく
中学生になったからといって、いきなり1日に何時間も勉強できるわけではありません。
小6の秋ごろから少しずつ勉強時間を増やしていけるとスムーズに中学生活に移行できるでしょう。
まず最初は15~20分からでOK。現在の勉強時間にプラスして、計算・漢字・語彙・英語・苦手な教科などの復習ができるといいですね。
中学生の知り合いがいたら、登校・下校時刻、塾の時間・定期テストの時期などを聞いてみると、具体的な生活がイメージできます。
中学1年生(公立)の上の子のスケジュールはこちらの記事に書いています。
定期テストで上位に入るためには・・・
中学の定期テストで上位に入りたいと考えている人には、
英語と数学の先取り学習をおすすめします!
子供が何回か定期テストを受けましたが、上位にいる人たちは塾や自学で英語と数学を進めている人なんですよね。
そのような人は定期テスト前は、国・理・社の3教科の勉強だけで済むので他の人よりも点が取りやすいのです。
今まで先取り学習をしたことがなかった人は、「そんなことできるの?」と思うかもしれませんが、
小6の2~3月の間に、中1・1学期までの予習をしておき、中学の授業は復習とするととても楽になります。
その後は中1の夏休みに中1・2学期の予習・・・と大きい休みを上手に利用するのがポイントです。
使う教材は子供に合ったものを選ぶといいですよ。
中学生になる前にしっかり学習し良いスタートがきれるようにしましょう。
うちの子は、スタディサプリを使って英・数の先取り学習をしています!
難しい参考書のを読むのが苦手な子は、一度映像でインプットしてから教科書→問題集というようにスモールステップで進んでいくといいですよ。
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