旧ブログの読者の方はご存じたと思いますが、上の子はかなりのうっかりさんです。
ただ発達検査で指摘されたことはありません。
親がフォローすれば学校生活もなんとか回っていたので、やや不注意・衝動性があるタイプだと思って育ててきました。
低学年の頃は、忘れ物・落とし物・人の話を聞いていない・気になることがあると他のことを忘れてしまうなどなど、思い返すとひどかったですね~。
心配性の母がフォローしていたので、家→学校の忘れ物は少ないです。
でも学校→家の忘れ物、学校での紛失がとても多かったです。
帰り道で物を落としてしまい(それも結構重要な物)、一緒に探し回ったことが何回もありました。
小1の授業参観では、ずーっと机に落書きしていたんですよ。
後ろから張り倒そうかと思ったわ。
小2の授業参観は先生が読み聞かせをしてくれていたのに、一人で絵を描いていたり。
机じゃないだけましなのか・・・いや違う!
衝動を抑えられない&周りが見えなくてかなりズレていました。
そんな上の子も年齢を重ねるごとに成長し、不注意・衝動性という部分で心配することが減ってきました。
忘れ物女王
4月から中学生になった上の子。
まだ慣れていないので最初の3日間は持ち物など一緒にチェックをしていました。
4日目からは「自分でできる」と言うので一人で準備をすることになったんですよ。過保護すぎるのはいけませんからね。
で、今週発覚したんですけど、
どうやら、忘れ物をたくさんしているらしいです!
なぜ分かったかというと、保護者に渡さなければいけない重要なプリントを学校に忘れて、大事な物を持っていけなかったから。
そこから「他には忘れ物してないの?」と追及され、あれこれやらかしていることが発覚しました。もちろん、めちゃくちゃ怒られています(笑)
まぁこの辺は想定内なので驚きはしません。やっぱりなと、4月で良かったなという気持ちです。
恥ずかしい思いをすれば忘れない・・・は通用しない
これ、上の子だけかもしれませんが、「忘れ物をして本人が恥ずかしい思いをすれば、なくなる」というのは、あまり通用しないなと思っています。
何故かというと、「恥ずかしい思いをした」ということ自体を忘れてしまうからなんですよね。
もちろん年齢が高くなれば、周りの目を気にするようになりますし、「あの時忘れて嫌だったから、次は!」と思うことも増えてきます。
でも上の子の場合、3~4回失敗してやっとなんとかしなくちゃ・・・と思うぐらいですね。
そこから行動するといったい何回忘れ物をするの?という感じになってしまいます。
失敗することも大事ですが、上の子みたいに不注意な子は忘れ物をしない工夫を一緒に考えなければいけません。
忘れ物をする原因は置き勉
上の子が忘れ物をする最大の原因は置き勉です。
最近の中学校って教科書や資料集の数が多いからか、うちの学校では置き勉ができるのです。
先生からも「鞄が重くなるから置いていきなさい」と声をかけて頂いているようで、単純な上の子はそれを真に受けて全教科置いてくるんですよ。(どうやって復習するつもりなの?)
宿題で必要な物だけ抜いて鞄に入れていたつもりが、持って帰ってくるのを忘れる・・・
ついでに予定帳も。大事なプリントも。あれもこれもない!
上の子の家での様子から学校生活を想像すると、
・机の中が整理整頓できておらず、どれを持って帰るか分からなくなる
・帰りの会終了→部活なので、楽しみすぎて頭の中が「部活だ!部活だ!急げー」となって持ち帰る物にまで気が回らない
という感じなのだと思います。
と言ったら、
と、言い始めて困ってしまいました。
まぁでも上の子の性格を考えると、臨機応変対応するのが難しいことは分かります。
必要な物だけ持って帰っていると、教科書は学校にあるのにワークが家とか。
家で予定を合わせる時も、これは学校にあるのか・家にあるのか分からなくなってしまいます。
そういう管理を減らすために、毎日持ち帰る物を決めてしまうことにしました。
<毎日持ち帰る物>
・予定帳・プリントを入れるファイル・4教科セット(英・国・理・社)
教科書・資料集・ワークなどを教科ごとに1まとめにしてゴムで止める。バラバラにして持ち帰らない。
次の日の授業にあってもなくても毎日鞄に入れる。
期末テスト前になったら副教科も持ち帰る。
鞄が重くなるけれど仕方がないかな~。
本当は学校でも整理整頓できる子になってほしいし、自分で考えて教科書を持ち帰ってほしいけれど、本人がやりやすいようにするのが一番かなと思っています。
ちなみに、我が家の忘れ物大王も上の子と同じタイプです。
と言っています。
妻には理解できないけれど、ここを開ければ必要な物が絶対にあるという安心感がいいのでしょうか?
いや、ただ面倒なだけですよね(笑)