公立のトップ校や2番手校を目指している場合、定期テストて90点以上・5教科で450点以上を目指している人が多いでしょう。
通っている中学校によって定期テストの難易度は違いますが、ある程度コツを掴めばこのラインを超えることは可能だと思います。
特に中学1年生の最初の定期テストは一番点が取りやすいので、しっかりテスト対策をしましょう。
【中学生】定期テストで450点以上とる勉強方法
中学校の定期テストというと塾に通っていないと不利だと思いがちですが、実際に子供が受けてみると工夫次第で各教科90点以上・5教科450点以上を取ることは可能だと分かりました。
基本的に公立中学校の定期テストは、①教科書 ➁学校ワーク ③授業のプリント・ノートから出題されるので、授業をしっかり聞き、予習・復習をし、テストまでに範囲を完璧に仕上げれば対応できます。
ただ中学生になった途端勉強ができるようになるわけではないので、自分で計画を立てられない子には親の手助けが必要だと思います。
中1の1学期であればまだ親の言うことに耳を傾ける子も多いので、一緒に範囲を確認し計画を立てるといいでしょう。
そして中1の3学期~中2の1学期までに子供自身でテスト勉強ができるよう、徐々に手を離していければOKです。
お子さんの性格や学習状況に合わせるのが一番です。
上の子は注意力散漫・すぐに忘れるという特性を持っているため、声掛けは必須。
本人も自分の苦手な部分が理解できるようになってきたので、
と言っています。私も過保護だと分かっていますが、中学生までは声かけをしようと腹をくくりました。
また子供が負担に感じることも中1の間は手伝っています。例えば、
・ワーク、問題集のコピー(3回分)
・プリントなどのスキャン
・スケジュール、進捗などを一緒に確認する
・子どもが〇つけした答えが合っているか確認(記述など)
・煮詰まった時に食べるもの(ガム、アメなど)を用意する
などなど。
塾に通っていないので、コピーなどはお願いされればやるようにしています。
では子供がどのようなスケジュールで勉強しているか紹介します。
テスト1か月前:スケジュールの確認
定期テスト1か月前になったら、
と声をかけます。
上の子は自分のカレンダーに定期テストの日程を書き込みます。(3週間前・2週間前・1週間前の印もつける)
学校ワークは授業が進んだ分だけ解くようにしていますが、溜めてしまっている時もあります。
1か月前にどこまで終わっているのか自分で確認し、できていないところを進めていきます。
テスト3週間前:出題範囲を予想して進める
テスト範囲が発表される前に、授業の進み具合を聞いてどの単元まで出題されるか予想してもらいます。
と、質問形式で本人にある程度予想してもらい、3週間前は未習範囲をスタサプ・教科書(参考書)・ワークを使って勉強します。
テスト2週間前:計画を立てる
テスト範囲が発表されたら計画表を作成します。
教科書・学校ワーク・市販の問題集に付箋を貼り、テストまでの日数から1日にやるべき量を割り出し書き込んでいきます。
このテスト計画で重要なのが、
- テスト範囲表を熟読し出題ポイントをよく確認する
- テスト3日前までにワーク・市販の問題集などは3周程度終わらせ、解けない部分を全て潰しておく
- テスト前の2~3日は予備日とし細かい計画は立てない。
- 計画を立ててもテスト1週間前、3~4日前にもう一度進捗や理解度を確認し、計画を立て直す。
ということです。
最初からきっちり計画を立て、その通りに進められる子はいいですが、結局どこかでずれてきてしまうんですよね。
なので上の子には、1週間分の計画+その後はだいたいの見通しが立てられればOKと伝えています。
計画を立て直す時は、必ずテスト範囲表に戻り抜けがないか確認します。
意外と範囲を間違えていたり、「このような問題が出ます」と書いてあるのに、しっかり覚えきれていないことがあるのです。
この範囲表の重要度を本人が理解できていないのでしょうね。
↑これ毎回言ってます。
この週は国・理・社の3教科を中心に勉強します。
テスト1週間前:進捗・理解度を確認する
テスト勉強をしていて一番しんどい時期がテスト1週間前です。
ワークや問題を解くのはいいのですが、結局社会や理科の暗記ができていないとどれだけ問題集をまわしても間違いばかりになってしまいます。
この辺りで1回腰を据えて教科書や参考書をしっかり読み込み覚える作業をしなければいけません。
上の子は、教科書・実力メキメキ・ワークで間違えた問題などをもう1度ノートにまとめインプットしています。
本当はノートに書くって効率が悪いと思うのですが、上の子は書いて覚えたいタイプのようなので好きにやらせています。
その代わり後で何度も確認できるよう、左ページに用語・右ページに説明を書き、用語→説明、説明→用語と、どちらからでも答えられるようにしています。
また本人に、
と聞き、子供が答えた部分を計画表に書き入れてもらっています。
これはテスト1週間前と2~3日前に聞いています。不足している部分を明確にする意味もありますが、自分がどのぐらいの質・量で勉強したら何点取れるのか体感してもらうためです。
予想した点数と実際の点数が乖離していないか後で確認しています。
英数は先取り学習をしているので、この週も国・理・社中心です。学校の単元テストでミスが多い時は数学の勉強(テスト形式)をプラスする時もあります。
テスト3日前:最終確認
この時期になるとテスト勉強も目途が付いていきて、最終確認の段階になります。
教科書の欄外などの確認、プリント・漢字など忘れているところがないか確認します。
そしてここから毎回英語の確認をします。(遅っ)
英単語の暗記・教科書本文の音読・ワークの確認、日本語→英語にして書くことができるかなど。
これは言わないと全くやらずにテストに挑んでしまうので声かけ必須です。
ただ言えば自分でやるようになったのでマシかな。
【中学生】定期テストに使用している問題集
定期テストに使用している問題集を紹介します。
数学
数学は先取り学習をしているため、これといった定期テスト対策はしていません。
数学は普段の取り組みが大事な教科です。テスト2週間前には範囲を完璧にしておくことをお勧めします。
先取り学習では、
を使用しています。
学校の授業の復習は、Z会の定期テスト攻略ワーク・最高水準問題集(標準問題)を使っています。
中1の数学で点数が取れない原因の1つは、演習不足だと思います。要は学校で習う→定期テストまでに完璧になっていないのです。こういう子は長期の休みを利用して予習をし演習量を増やした方がいいでしょう。
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英語
英語は中3までの文法は一通り終えています。
勉強時間は少ないですが、
・学校ワーク・・・定期テスト2週間前までに終わらせる
・単語・・・テスト3日前から確認
・教科書、ワーク、プリント・・・テスト3日前から音読、必要であれば書く練習
というように進めています。
国語
- 学校ワーク(2~3周)・・・1周目は定期テスト2週間前までに終わらせる
- スタディサプリ・・・授業がテスト前までかかりそうな場合はスタディサプリで予習する
- Z会 定期テスト攻略ワーク(2~3周)
- 教科書ワーク(2周)
- 実力アップ問題集 中学国文法(文法問題が出る時)
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理科
- 学校ワーク(3周ぐらい)・・・1周目は定期テスト2週間前までに終わらせる
- スタディサプリ・・・授業がテスト前までかかりそうな場合はスタディサプリで予習する
- Z会 定期テスト攻略ワーク(3周ぐらい)
- 実力アップ問題集(3周ぐらい)
- 教科書・実力メキメキ合格ノート
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実力アップ問題集は結構おすすめで、レベルはZ会の定期テスト攻略ワークと同じぐらいかな?
基礎~標準問題が多いけれど、学校ワークよりも捻った問題があり定期テスト対策や学期末の復習にいいと思います。
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実験の手順や原理を確認するために教科書と実力メキメキ合格ノートを読みます。
理科は癖のある問題が出る時があるので、ワークや市販の問題集を完璧にするだけでは足りないなと感じています。
用語の丸暗記だけではなく、教科書をしっかり読み・分からない時は参考書を使って理解することが大事です。
社会
- 学校ワーク・・・定期テスト2週間前までに終わらせる
- スタディサプリ・・・授業がテスト前までかかりそうな場合はスタディサプリで予習する
- Z会 定期テスト攻略ワーク(3周ぐらい)
- 教科書・実力メキメキ合格ノート
- ハイクラステスト(2周)
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教科書・実力メキメキ合格ノートを読みノートにまとめ、用語・年号・時代の流れなどを覚える。教科書の欄外なども確認する。
実力メキメキ合格ノートもとても気に入っています。
地理は詳しすぎるので定期テスト対策には向きませんが、歴史はおすすめです!
メキメキの歴史に載っている赤字と太字を覚えれば、教科書の用語(太字ではない用語、欄外など)に対応できると思います。
ゴロ合わせで年号を覚えるページや書き込み式のノートもついています。
ただ用語を書きこむだけでなくその意味もしっかり理解し覚えること。用語を言われたら、年号とその説明ができるようにしておきましょう。
ちなみにメキメキは理科もまぁまぁかな?
おすすめ順は、歴史>生命・地球>物理・エネルギー>地理(時差の問題や雨温図)です。
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ハイクラステストは、学校のワークやZ会攻略ワークよりも難しいです。教科書に載っていない用語もあります。
450点以上取るコツは他の人より早く始めること!
中学生の定期テストで450点以上取る勉強方法・問題集を紹介しました。
定期テストで良い点数を取るポイントは、
・英語と数学は予習(先取り)が重要。テスト2週間前には完璧にしておく
・学校のワーク1周目をテスト2週間前までに終わらせておく
・テスト2週間前から国語・理科・社会の暗記を徹底して行い、どこが出されても答えられるようにする
ということだと思います。
早めにスタートして定期テストを乗り切りましょう!
・忙しいから塾には通いたくない
・自分のペースで勉強したい
・参考書ではなく分かりやすい動画で勉強したい
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