小学2年生の算数で多くの子が難しいと感じるのが、時計(時こくと時かん)の単元ではないでしょうか?
時計は読めるから大丈夫と思っていても、意外と何分後・何分前や午前・午後などで躓く子がいます。
そういう我が家も、上の子は7時58分を8時58分と間違えたり、午前午後がからむ問題ではよく計算間違いをしていました。
そんな重要な時計(時こくと時かん)の単元、3年生でも出てきますが、今のうちにしっかりできるようになってほしいと思い、いつもの問題集にプラスして勉強してもらうことにしました。
小2の算数 時計(時こくと時かん)は躓きやすい!下の子が苦手なことは?
小2の時計(時ことくと時かん)の単元に入る前にやっていたことは、
・時計の読みは完璧にする(小1の範囲)
・普段の生活の中で、「〇分前は何時何分?〇分後は何時何分?」と質問する。5分~60分後(前)までランダムに練習する
・1時間=60分、1時間半=90分、2時間=120分を口頭で答えられるようにする
ここまではできるようにしていました。
そして親子で教科書を読み勉強していたのですが、いくつか苦手な所が出てきました。
頭の中で時計を回せない
小2の下の子、実際に時計を見たり、時計の絵があればそれを見て答えることができます
しかし、「午前10時40分から午後3時までの時間は何時間何分でしょう」と文章だけ書いてあると、頭の中で時計をイメージして回すことができませんでした。
なので算数ボックスの時計を出してきて、一緒に時計を回す練習をしました。
「11時40分で1時間・・・午後2時40分で4時間、午後3時まであと20分あるから、何時間何分かな?」
くり返し練習しました。
時計の絵がかけいない
算数ボックスの時計で練習をしたら、今度はそれを使わずに解くようにしました。
何も見ずに頭の中で考えるのは大変なので、時計の絵をかくように言いました。
が・・・これが難しい。手早くかけません。
何度も練習してやっとできるようになってきました。
分→時間になおすのが難しい
苦手なパターンはいろいろありますが、「午前6時に家を出てから200分あとに山につきました。時刻は何時何分ですか?」のような200分を時間に直して、時刻を出すのに手こずっていました。
2時間=120分までしか覚えていなかったので、2時間半・3時間・・・などもすぐに言えるよう練習しています。
時計(時こくと時かん)は数をこなそう
時計(時こくと時かん)を得意にするには、
- 基本的な概念を覚えること
- 普段の生活の中でも意識して使うこと
- 問題をしっかり解き定着させること
- 算数ボックスの時計・絵・線分図などを使い、自分でイメージできるようにすること
この4つが大切だと思います。やはり数をこなさないとできるようにはならないですね。
あと時計の問題は学年が上がるごとに計算力がないと躓きやすくなります。
計算カード・百ます計算など基本的なことが速く正確にできるようになっていることがカギです。
【小1】計算カードが上手くできない!遅くて泣いていた子供の攻略法。
100マス計算が苦手な小学生の学習方法は?計算を得意にするコツ
おすすめの問題集、無料プリント
時計(時こくと時かん)は、数をこなしてしっかり理解してほしい単元ですが、普通の問題集にはあまり載っていないんですよね。
下の子が使っているZ会グレードアップ問題集(計算・図形)は見開き1P分、(文章題)はもう少し多いですが、逆に簡単な問題がなく使いにくい。ハイレベ100は4P分。
スモールステップで時計の問題だけ載っているもの、繰り返して使えそうな問題集を探している人もいますよね。
個人的にお勧めなのが、ぷりんときっずです。
下の子には、このサイトの問題を印刷して解いてもらっています。
問題数も多く、時計がかいてあるものもあれば、文章だけのものもあります。
あとは、ちびむすドリルですね。
無料プリントは、苦手なところだけピンポイントで用意することができるのでおすすめです。問題集を1冊買ってしまうと、全部終わらせないともったいないな~と思ってしまいますよね。
でも無料プリントなら、必要な分だけ印刷すればいいので負担が少ないです。
いやいや、そうは言ってもプリンターないし、印刷するのが面倒!
時計の問題は苦手だからしっかり勉強してほしい!そんな人には、こちらの問題集が使いやすそうです。
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1冊時計の問題になっています。これならじっくり取り組めそうですね。
うちの子、時計の問題苦手だわ・・・と感じる方は、3年生になる前にしっかり学習しておきましょう。