小学2年生の家庭学習

過保護な親はいけないの?子供の勉強に口出ししてしまうジレンマ

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過保護な親はいけないと分かっていても、子供の身の回りのことや勉強に関して口を出してしまうことに少し悩んでいます。

どうして自分は子供に干渉してしまうのか?

そう思ったのは、子供の勉強に熱心ではない人(子供の自主性に任せている人)も結構いることを知っているからです。

熱心ではない代表例が、うちの夫なんですけどね。

教育は大事だけど、結局本人が自分で考え行動しなければ意味がない。

 

私自身も末っ子でほとんど親に干渉されることなく育ってきました。

親に勉強しなさい!

なんて言われたこともなく、自分で進む道を決め勉強してきました。

なのに、何故自分の子供には言いたくなってしまうのか?

自分自身も疑問に感じるので今の考えを残しておくことにします。



過保護な親はいけないの?子供の勉強に口出ししてしまうジレンマ

自分でも「私は過保護な親だな~」と思いますが、結構そういう人も多いのではないでしょうか。

子供がしっかりしていないと、あれこれ口出ししてしまう。

勉強に関しても日々アンテナを張って子供に良い教育を与えてあげたい。

そのように感じる人は大きく分けると、

①親が高学歴または勉強を頑張ってきたため、子供もできるようになってほしい

(同じレベルを求めてしまう)

②親が勉強で苦労したため、子供にはできるようになってほしい

この2パターンに当てはまるのではないでしょうか?

 

私の場合は、①ですね。高学歴ではありませんよ。

夫も私も勉強はそれなりにやってきて好きなので、子供もそうなるだろうという思いが根底にあります。

そう書くと勉強や学歴はそんなに大事か!?って話になるかもしれませんが、私の中では例えばサッカーが得意なお父さんが子供とサッカーしたり、ピアノが得意なお母さんが子供をピアノ教室に入れるのと何ら変わりません。

お料理を子供に教えるのと同じ感覚です。

親が学ぶことは大切だと感じていれば、それを子供に教えたいと思うのは自然なことだし、外注するよりも親が教えた方がコスパも効率もいいです。

 

まぁ、本音を言えば「2人とも東京の私大に行ったらうちは破綻する!大学に行くなら国立にして!」とか「義務教育の勉強ぐらいやれるようになってほしい」という気持ちもありますが(笑)

 

でも、実際子供と一緒に家庭学習をしていると今書いたこととは違うことを感じるようになってきました。

適切に指導する人がいることの大切さ

子供って特別な理由(学習障害など)がなければ、義務教育の学習はほとんどの子が理解し習得できると思っています。好きか嫌いかは別として。

でも、実際には点数や理解に差ができ、勉強が苦手だと感じる子が出てきてしまいます。

それは何故かというと、

・そもそも学習方法を知らない

・学ぶことの楽しさ、効率の良い学習方法を指導する人がいない

・学習する環境が整っていない

・目標が定まっていない

・小学校低学年で既に学習の取りこぼしがある

・精神面が幼いから

などが考えられます。

今年、上の子がベテランの先生に教えてもらったことで、適切に指導する人がいれば子供ってこんなにも変わるんだなと感じました。

それと同時にもったいないな、子供って大人が思っているよりもいっぱい可能性があるのになと感じます。

これは勉強以外でも同じことがいえます。

でも、学校教育で全ての子の能力を伸ばすことなんて無理です。

子供が自分で目標を定め進んでいけるようになるまでは、やはり家庭でのサポートが必要になります。

適切に指導する・・・というと難しく感じますが、子供の得意・不得意を把握し、その子にあった勉強(質・量)をしていく。

そうやって勉強に寄り添ってくれる人がいれば、子供の能力は上がるのではないかと思っているのです。

興味があっても目標を見つけ努力できるとは限らない

子供の中には放っておいても自分で目標を見つけ努力し続けることができる子がいます。

多分、私が放任で育ったのはそれが理由でしょう。

そして、我が家でいえば下の子が当てはまるかなと思っています。

逆に、上の子は学習面でもそれ以外でも好きなことがたくさんあり、エネルギーの塊みたいな子なのに、そのエネルギーの使い方が分かっていません。

とっても良い所があるのに・・・

そのエネルギーを正しい方向に向けられたらもっと成長するのに・・・

勉強は苦手ではなくむしろ得意なほうなのに・・・

とじれったく思ってしまうのが、口や手を出したくなる一番の原因かもしれません。

 

本当は、子供が試行錯誤するところも黙って見守れるといいんですけどね。

まだまだ未熟な母なので上手くやれません。

私自身、過保護な親だと思っていますが、手助けが必要な子もいますし、そうでない子もいます。

まとめ

この記事を書いてから4年が過ぎ、上の子は小学6年生になりました。

過保護な親であることを心配していましたが、現在どうなっているかというと・・・

 

やっぱりちょいちょい口を出してしまっています!

 

でも4年生から少しずつ自学自習へとシフトしてきているので以前より少なくなっているかな!?

過保護なのは良くないと思っていましたが、低学年の時に丁寧に勉強を見てあげたことで今手を離すことができるようになってきました。

子供の性格や精神年齢などを考慮して、必要であれば勉強のサポートすればいいのかなと今は考えています。