新築の家に和室を作るか作らないか、これって家を建てる人は結構悩む問題ですよね。
数年前に注文住宅で家を建てた我が家。「一生に一度の大きな買い物だから絶対に後悔しないようによく考えなければ!」と思い、あれこれ調べたり、既に家を建てている友人に聞いたりしました。
その中で問題になったのが和室を作るのか、作らないのかということです。
和室にはどんなメリット・デメリットがあるんだろう。
そして和室を有効活用するためにはどんな使い方をすればいいんだろう。
悩みに悩んだ私が出した結論を紹介したいと思います。
新築一戸建てに和室を作る時のデメリット
新築一戸建てに和室を作るかどうかって、意外とみんな迷うことではないでしょうか?
夫も私も長年住んでいた実家に広い和室がありました。だから和室自体は結構好きなんですけど、いざ自分の家を作るとなると「和室」って必要かな?と思えてきました。
なぜそう思ったかというと、
①和室を作るのならリビングに面していない完全な個室にしたかった
実家がこのタイプで昔ながらの広い和室でした。来客用に作ってもリビングに面していると落ち着かないし、リビングのテイストと違ってくるので嫌だなと。
和室を完全な個室にすると、1階の面積を増やさなければいけなくなる。(費用がかかる)
②和室がなければリビングを広くつくることができる
和室がなければリビングの面積を増やすことができます。和室は用途が限定されるので、普段使うリビングが広い方がいい。
③和室がなければ収納を増やすことができる
和室がなければその分、パントリーやシューズクローゼットなどの収納を増やすことができます。2階にそれぞれの個室があってもみんな1階に荷物を持ってきてしまうので、収納は多い方がいい。
④来客用として作っても年に何回泊まるの?
来客用として和室を作っても年に何回泊まりにくるのでしょうか?月に1回もないのでは?もったいないなと思ってしまいました。
⑤子供の学習机や大型家具が置けない
畳が傷ついてしまうので子供の学習机や大型家具がおけません。これ意外と困ります。
結局、我が家は和室を作りました
あれこれ和室の悪いところを書きましたが、実はいろいろ悩んだのに我が家は「和室」を作ることにしました。
なぜ和室を作ったかって?
それはですね、将来的に仏壇を置かなければいけなくなったからです。
まぁ、仕方がないです。いろんなしがらみがあるので。そのぐらいは周りの要望に応えるべきだと思いました。
新築一戸建てに和室を作って良かったと思うこと
新築一戸建ての「和室」問題。あれこれ迷走しましたが、実際作って数年使用してみると、
やっぱり「和室」っていいね!
と感じます。
この辺は人それぞれですし、なくてもなんとかなります。でも畳が好きな人は作って後悔することはそんなにないと思います。
我が家は結局リビングに面して和室を作ったのですが、実際に使ってみて良かったなと思うのは以下の理由からです。
①子供が風邪の時に布団を敷いて使うことができる
子供が風邪を引いた時には和室があって良かったなと思います。特に下の子は近くに誰かいないと寝れないのでリビングに面した和室は使い勝手がいいです。
引き戸を締めれば個室になるので、上の子に風邪をうつしたくない時に便利です。
②おもちゃスペースとして使うことができる
現在、和室は子供たちのおもちゃスペースとして使っています。和室がなければリビングに置かなければいけなかったので、それを考えるとちょっとリビングはすっきりしているかな?
来客があったらとりあえず和室の引き戸を締めればOKなのもズボラには便利です。
③お昼寝ができる
私的に和室の一番良い所ってこれです。畳でお昼寝って気持ちがいいんですよね!
最初はソファもあるし、別に畳がなくてもいいでしょ?と思っていましたが、平日はいいんですよ。でも休日は、夫と子供にソファを奪われるため1階で寛ぐ場所がない。
例えば、日中家族でお出かけして疲れたからちょっと横になりたいな・・・
と思っても、ソファには夫が横になっている。家を建てた時は、子供も小さかったけど今では結構幅を取るんですよね。
夫+子供2人で場所の取り合い(喧嘩)しているので、私が入る隙間はありません。
だからといって寝室でがっつり寝たいわけではない。
そんな時に和室があると本当に便利!特に夏はソファよりもひんやりして気持ちがいいんですよね。
④ストレッチ、子供の運動がしやすい
お風呂上がりのストレッチを和室でしています。何も敷かなくてもやり易いです。
⑤老後は寝室として使える
子供たちも巣立って自分一人になったら、2階で寝るのは面倒になりそう。そうしたら和室で寝る可能性もあります。
⑥和室を作っても追加費用はかからなかった
和室のメリットではないですが、和室を作って良かったなと思うのは追加料金がかからなかったこと。ちょっといい畳を使ったんですけど、これも差額なし。ラッキーでした。
結局、和室(畳)自体が好きなら作って後悔することはないということですね。リフォームしないかぎり新築の時に作る以外方法はありませんから。
ただし、
・もったいない
・来客用だから
・部屋のイメージを損なうから
という理由で、使用頻度が低いと洋室の方が良かったかもなと思うかもしれません。
今後の和室の使い方を考える
和室を作った当初は、我が家も和室のイメージを損なわないように何も置かず来客用としていました。
でも、1階の結構良い位置に和室があるので「使わないのはもったいないな」とある時思ったのです。だって和室といってもただの部屋ですから!!
それからは、子供たちの成長に合わせて必要なものを置いて毎日使う部屋となりました。今はおもちゃが置いてありますが、あと3~4年経てば遊ぶこともなくなってくるでしょう。
そうなったら、おもちゃは徐々に処分して空いたスペースに本を置こうと思っています。地震が怖いので、壁一面の本棚ではなく2段ぐらいの横長の本棚を2つぐらい。
子供が巣立つまでは、和室はライブラリーとして使っていきたんですよね。
畳にごろごろしながら本を読む。いいですね。
その先は・・・うーん、本も処分して仏間しなければいけませんね。
せっかく作った和室、たくさん使っていきたいと思います。
メインブログでは子供の教育について書いています。
>>小学3年生の家庭学習。学力の差ができはじめる原因はなんだろう?
>>小学4年生の家庭学習。勉強のターニングポイントはここだった・・・